No.4790
『激おこ佐分利信』
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小津現存映画 21/37 (小津映画は全部で54本あるが、現在残っていて見られるのは37本)
トーキー4本目(一般公…
<大戦を前にして崩壊していく家族像>
戸田家は裕福な家庭で、長男進一郎、長女千鶴、次男昌二郎、次女綾子、三女節子の5人きょうだいがいる。母の還暦祝いで家族が集まったその日に、多額の借金を残して父が…
冒頭の部屋で女性たちが会話をしながら庭を見やるショットや、ラストに家へ桑野通子がやって来るところを高峰三枝子が迎える際のショットでの屋内と屋外がまるで別次元のように分断された繋ぎがされていることに驚…
>>続きを読む未レビューだったので再鑑賞。雑音が酷いのでリマスター版の配信を待ち望んでいたけど未だ叶わずです。
小津監督が日中戦争から帰還後1作目で、厳しい検閲の中での製作。『東京物語』の原型を思わせる家族崩壊…
・胃腸が荒れた時に味噌汁を飲むように、精神が乱れた時には小津安二郎を観るようになった。本作は初鑑賞。いい映画だ…。
・人間関係での快・不快が、もはや現実で体験している気分になる。恐ろしい。文字や絵…
多額の借金を残して急死してしまった戸田家の主人 進太郎。
本家売却のため家を出ることになった母と三女の節子が家族の家をたらい回しにされる。
何となく後の「東京物語」に似たプロットですが、感情表現や…
親が成人した子供に歓迎されず疎外されるという意味でいえば東京物語と同様の構造だとされるけど、前者は富豪(と思われていた)の未亡人という特殊な階層の人物設定や、必然性なく子供たちからたわい回しにされる…
>>続きを読むお母さんと妹は不憫だが、実際ひ生活スタイルや価値観が異なり家族間で溝が生まれるのはよくあること。成長すれば全くの他人みたくなることもあるし、普段は離れているくらいの距離感が良いのかも。
現代的な感覚…
松竹株式会社