若草の萌えるころに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「若草の萌えるころ」に投稿された感想・評価

似太郎

似太郎の感想・評価

5.0

【揺れる心】

ロベール・アンリコはデビュー作『ふくろうの河』から『追想』まで一貫して戦争を題材にしており暗いものが多い。あの『冒険者たち』ですら暗い映画だと思っている。

本作は主演のジョアンナ・…

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みんと

みんとの感想・評価

4.5

新年のご挨拶が遅くなりました。
みなさま今年もどうぞ宜しくお願いします。

2023年のスタートは『冒険者たち』『オー!』『追想』のロベール・アンリコ監督、ジョアンナ・シムカス主演の詩情溢れる青春映…

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brian

brianの感想・評価

4.8

アニー(ジョアンナ・シムカス)は大好きなジタおばさん(カティーナ・パクシヌー)が病に倒れてから、身近に迫る死の恐怖に耐えかねてパリを彷徨い歩く。
主人公を通して群像劇、短いロードムービー、儚いロマン…

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 僕はロベールアンリコが大好きだということが立証されました。

ジョアンナシムカスが主演の奇想天外ムービー

 叔母さんが病気で倒れ、精神が混乱していく女子大生アニー。真夜中のパリを徘徊し、現実逃避…

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Cem

Cemの感想・評価

5.0

フランソワ・ド・ルーベの音楽とセピア色のフィルム。スペイン市民戦争の記憶を挿みながら少女の成長を幻想的に描く♬.*゚多感な少女アニーちゃんが過ごす一夜。死を受け入れ、向き合い、乗り越える🥺
大好きな…

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ルネ

ルネの感想・評価

5.0

1968年公開。ロベール・アンリコ監督が、『冒険者』に続いてジョアンナ・シムカスを起用して撮った作品。

母と叔母と暮らす女子大生が、叔母が突然倒れ半身不随になったことに衝撃を受け、夜の街を彷徨うス…

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RIO

RIOの感想・評価

4.6

「tante zita」

アニーの叔母ジタが倒れた
ジタの意識は回復しない
時間だけが過ぎる
苦しむジタを見ていられないアニーは
夜の街に飛び出した
意味もなく歩く
ジタの死に追いかけられるより

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身近な人に死が迫っている時の行動として共感できるところがあった
気持ちが揺れ動いていることを、本人の仕草だけではなく新幹線から眺める景色のように配置された登場人物によって表現していることに心がざわつ…

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ジョアンナ・シムカスの色んな表情が見られる。特に、時折見せる屈託のない笑顔がとても良い。

大好きな映画「冒険者たち」と同じアンリコ監督が撮ったということと、同じくシムカスが出演しているという共通点…

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kiyonaga

kiyonagaの感想・評価

5.0
若者が死を乗り越える瞬間
学生の姿、世界的同世代感を覚える

ピカソのゲルニカ
橋を爆破した『誰がために鐘は鳴る』
毛沢東、読んだ?と学生、五月革命
レースカー、60年代若者文化

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