朝御飯捨てる。母が楽しそうに電話に出るところで、コンラッドが鏡に写って、息子が二人いるように見える。食いぎみの編集。絵作りや編集のリズムよりも、役者の演技を見せたい監督。同時にしゃべりだす人たち、思…
>>続きを読むシカゴ近郊に美しい一戸建てを持つジャレッド家の朝。お母さんが朝食を作り、お父さんはなかなか起きてこない息子を起こす。「あなたの好きなフレンチ・トーストよ」と言うお母さんに息子は「お腹が空いてない」と…
>>続きを読むあまりにも繊細な家族への描写が静かに沁みわたってくる……私たちと同じ普通の人々が、ある日突然一生消えない傷を負う。映画が進むに連れ、息子、父の中に自分が同化してくるほど、丁寧に丁寧に監督ロバート・レ…
>>続きを読む好きなレッドフォード監督ということで鑑賞。しかもアカデミー賞とってますね。
バックミュージックもなく淡々と進む日常生活。登場人物の内面にある葛藤。
決して引き込まれる感じではなかったかな。
どうして…
非常に面白かった。とてもよくできた作品。裕福で何一つ問題なさそうな家族、歯車が一つズレると、少しずつ狂っていき最後は崩壊する。家族だからなんでも話せる、理解できる、というのは大きな勘違い、もちろんそ…
>>続きを読むトラウマから全てを拒絶するコンラッド
問題に向き合えずに逃げてしまう母親
自分の思いを伝えきれない父親
全員が家族崩壊の肩紐を握っていた
共同体としての家庭において、
思考放棄した家族関係は終わ…
このレビューはネタバレを含みます
???なお母さんも「普通の人々」の1人なわけで、めちゃ悪役だとは描かれていない、というかバッドエンドのような終わり方のようで意外と本人たちはさっぱりしているように感じられた。感情の機微を万遍なく優し…
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