暗黒街の弾痕に投稿された感想・評価 - 13ページ目

『暗黒街の弾痕』に投稿された感想・評価

び

びの感想・評価

3.5

シルヴィア・シドニーとヘンリー・フォンダのイチャつきっぷりが清々しい。格子を隔てたキス最高。新居探しのとき、劇中2度目の再開のとき、そして最期のとき。計4回行われるキスは、どれもまったく違う意味で取…

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痣

痣の感想・評価

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出所したり死刑宣告されたり脱獄したりなかなか忙しい脚本
ボニーとクライドを題材にした初めての映画らしく、さすがに大犯罪者を主人公に据えるのは当時のハリウッド的にアウトだったのかマイルドな設定に変わっ…

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gaku

gakuの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

服役中だったエディは恋人や神父の尽力もあり、ついに釈放。恋人の為真面目に生きることを決意し再び社会に戻ったものの、待っていたのは前科者というだけで浴びせられる世間からの冷酷な眼差し。そこから悪魔に取…

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ヘンリー・フォンダとシルヴィア・シドニーが面会するときにヘンリー・フォンダは正面から顔を捉えたのにシルヴィア・シドニーはやや斜めから捉えている。ヘンリー・フォンダのほうが印象的に見える。
芸が細かい。

なんという運命!なんという悲劇!
これより悲しい映画存在しようがない。

感情に対し一歩引いた演技とカメラ位置でもって応える演出に拍手。
冤罪、脱獄、逃避行といくらジャンルを横断しようと一貫した理念…

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smmt705

smmt705の感想・評価

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前科者への風当たりの強さを、真人間でも描いていたけれどこちらが先なのね。ジョーの瞳の奥に、もしかしたらまた何かを起こしてしまうのではないかという狂気が見え隠れするからこそ(演出や演技がすごい!)わた…

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そういうつもりじゃなかったんだけど、前日に観たカウリスマキ『真夜中の虹』の源流でもあり、あらゆるカットの染み込みぶりが凄かった。

神と天使と悪魔と…そういう象徴主義がまったくドライに進行していくさ…

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初フリッツ・ラングだった、1937年なんだね、思ってたより古かった。

紆余曲折ありの逃避行。悲しみの連鎖。
Gierck

Gierckの感想・評価

4.8

37年フリッツ・ラング監督、ウォルター・ウェインジャー製作。
「激怒」に続くラングの渡米2作目で、ドイツ時代のような大掛かりなセットや派手なアクションはないが、ラングの最高傑作かもしれない。
犯罪を…

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残り30分くらいの展開には少しついていけないけど、ありがちなストーリーかと思いきや、予測を微妙に裏切り続けるので、終始先が気になって仕方がない。こちらの先読みを裏切るかと思いきや、結局は最初の蛙の話…

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