観る前にハードル上げ過ぎた系。確かに三隅研次監督ならではの美意識が発揮された映像表現は素晴らしく、オープニングをはじめ印象的なショットが度々見られる(人間が縦にまっぷたつはやり過ぎw)。ただ極端にド…
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ナイフや剃刀等で指等を切ると感じる痛みは、一瞬にして全身を貫く。対してこの作品から感じる痛みは、まるで紙をめくっていたら突如として感じる痛みに近い。始めの内は「ん?」と思うのだが、徐々…
非業の死に取り憑かれた男、高倉信吾(市川雷蔵)の生涯を描いたいわゆる「剣三部作」の一作目。
話法の洗練と主題的な一貫性がまったくオリジナルなスタイルを作り出しており、画面の緊張感が半端でない。
大胆…
この映画を形容した素晴らしいレビューがあったので、そちらを参考にして欲しいです。
”斬る”というタイトルが意味する、生き様、死に様にはうっとりする感覚さえ覚えます。
心理描写を殺陣と殺陣の合間に見せ…
三隅監督の「ライゾウ、キル」
1962年大映作品、脚本新藤兼人、監督三隅研次。
某本邦画オールタイムベスト100の中にランクイン(至極納得)
冒頭クレジットまでの息を飲む所作、ショック。…