しぬほどおもしろい
仕事も家族もお金もなくなった女が迷い込んだ映画館の暗闇で最後に財布をなくし、強盗と出会う。
「男性とか女性とか以前にただの人として相手と向き合う」という人付き合いはただのきれ…
構図に無頓着なのが生々しくて最高にかっこいい。カサヴェテスや神代の名を挙げたくなるのも当然だが、それにしてもワンダが漂わせる虚無は全く独自なのではないだろうか。まるで黒沢清が撮った哀川翔のようで。2…
>>続きを読むひとつひとつのセリフに特別感がなくて良い。サラッとしてて、つかめないテンポがかっこよい。
どうしようもない人生を輝かせる感じじゃなくて、どうしようもないよねそんなんもんみたいな、感じのスタンスが斬…
もはや伝説の映画なので正座して見てたけど意外とポップで良かった。
めっちゃ話に筋のある『リバー・オブ・グラス』といった趣で。そしてまさかのボニクラ展開!
男から「車降りろ」とどやされる場面が繰り返…
アメリカ的ジャンルを逸脱することで、男性的なものへの挑戦ないしは異議申し立てを試みている点で、ケリーライカートが影響を受けているのも頷ける。
たしかにカサヴェテスは感じるのだが、本作は、女性主人公…
“Did you want that piece of bread?”“That’s the best part,”
マルボロを吸いながら彼女は言う。バーバラ・ローデンが自分自身を描く静かなる…
このレビューはネタバレを含みます
感情も生きる目的も失った1人の女性の物語だと思う。
だから悪いことが起こっても、酷い扱いをされても何とも思わない。
でも、愛されたい、必要とされたいという思いは心の片隅にあったのだろう。だから自分を…
他のレビューにもあったけど
「River of grass」は影響受けてるんだろうなあ
都合が悪くなるとすぐに
「get out」いう男に
真っ直ぐと「I didn’t do anything 」…
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