2022年12月 8日 中洲大洋
65年前の赤狩りの真っ最中に撮られたチャップリン70歳ちょい前の映画。
冒頭、空になった王宮に突入する人々が写されるが、扇動されて米議会になだれ込む暴徒を想起さ…
アメリカ一国を以てしても、チヤツプリンの懐ろの深さには丸で敵はないおはなし。
嘗てはフアシズムに喧嘩を売つたチヤツプリンが、今度はアメリカを相手に取る。
孰れの政府にも与せず、聰明なる眼を持ち、…
当時のアメリカをぐしゃっとまとめて
皮肉っぽく嫌味っぽくこれでもくらえと
思いっきりディスっているのが爽快で
気持ち良い。当時の政界やお偉い方々の
リアクションを並べて鑑賞してみたい。
笑ってい…
第2次世界大戦後、自由主義世界のリーダーとして君臨しているアメリカ文化を大いに皮肉った作品。そのため、チャップリンのコメディの中に、文明や権力者やブルジョアへの皮肉を求める人には面白くない作品になっ…
>>続きを読む【いずれ…】
「いずれ、正常に戻るわよ」「そしたら戻ってくるさ」
これは映画の中のセリフだが、この作品の制作当時大きくなりつつあった公民権運動、1960年代の女性解放運動、泥沼化するヴェトナム戦…
フォーエバーチャップリン チャールズチャップリン映画祭@角川シネマ有楽町
24日まで計11プログラムを日替わりで
意外と評価低いのね
これ、チャップリンの自伝を読んでないと背景がわからず、彼が特…
ヨーロッパの国の国王が革命のためアメリカに脱出し、様々な新しいことに直面・対応して行く様子を描くコメディ。面白く観れた。
テレビ放送や整形などのアメリカ文明が風刺されて射るが、やはり自分も被害者と…