深作の「おもちゃ」は、「祇園の姉妹」妹役の源氏名から来てる。ただ、本作見直すと、どっちかと言うと本作の方に話は寄せてる気がする。若尾文子は初々しい。民主教育が始まっているのに封建主義で男尊女卑の社会…
>>続きを読む京都の色街・祇園を舞台に芸妓とそれを取り巻く人々の生き様を描いた人間ドラマ。
京都は寺院や博物館などに行ったことはあるけれど、祇園は行ったことがない。敷居が高いし、身分も金もない。小市民の端くれ。…
走り寄ってその膝に臥す。
あんたの気持ちはできるだけ通させてやりたいと思ってる、とどこまでも栄子さんを守る美代春さん。
「京都の名物も、世界の名物も嘘や。お金で買われるんが上手な人が出世して、下手な…
お囃子の音色が遠くに聞こえる。くろうとの世界で生きることを決めたしろうとを、くろうとの常識や慣習で染め上げることと、しろうとの感覚を大切にさせること、果たしてそのどちらが残酷なのだろうか。現実を突き…
>>続きを読む溝口健二監督の観る
芸妓美代春の許に昔の客の娘
が舞妓になりたいとやって来
る。最初は断る美代春だが引
き受けることに
脚本 依田義賢
久しぶりまた観る
男社会の取引の道具として使われている
…
自分は来週で52歳🎂になります。
ちなみに元SMAPの中居さんは来週で53歳。
元TOKIOの山口TATSUYAさんの年齢も53歳
同世代です。
鑑賞二回目
「今こそ観るべき映画🎬」
一回目…
初めて祇園の町並みが、映画の中で生きていると感じた。
若尾文子演じる栄子が足を踏み入れる祇園の路地は、まるで別世界。彼女の瞳と気迫が、観客の視線を一気に引き込んでくる。
一方、美代春の落ち着いた自己…
軽快なテンポで進む会話と展開。
栄子の凛とした芯の強さは誰でも持てる物ではない。
「基本的人権」と対比される舞妓の世界の治外法権的な空気感。
「この歳で旦那を貰わないのは時代遅れ」という言葉に「時…