渡世の義理で斬り捨てた荒くれ男の姉と懇意になるも彼女は弟の借金を世話して女郎屋に身売り。お姉ちゃんを助けるため奔走する座頭市。
何となく見始めたので後づけで調べたが大映制作最後の19作目座頭市、1…
「座頭市」シリーズ第十九作。
大映制作最後の作品にして、第一作と同じく三隅研次が監督を務めた作品。
ストーリー自体はそこまで引き込まれるものは無く、単純明快だったが、最後の殺陣と所々に入ってくる…
ヒロインは東映から三田佳子、敵役には東宝から佐藤允を迎えて、コミカルな味付けに、ちょっとだけ市のロマンスを交えている。
渡世の義理で殺した男の姉を守ろうとする市だったが、斬り合い以外はうまくいかない…
凝りに凝った映像演出も、シリーズ屈指のつまらない脚本のせいで水の泡。
脚本家が三人もクレジットされているにもかかわらず、このお粗末で粗いストーリー展開はどうしたもんだろう? 恐らく、この三人の脚本…
【ややセンチメンタルか】
座頭市の第19作。
今回は一宿一飯の義理から若い男を斬った座頭市が、しかしその姉(三田佳子)を更正させるために一肌脱ぐというお話。
弟を斬った座頭市への憎しみと愛情に…
★★★liked it
『座頭市喧嘩太鼓』 三隅研次監督
Samaritan Zatoichi
シリーズ全26作の第19作目
勝新太郎 as 座頭市
&三田佳子 as お袖
一宿一飯の…
縁あって、市とお袖の男女二人旅
ただ、この女にとって市は、“弟を斬った仇”であり、”自分の命の恩人“でもあるわけです
微妙な距離感と揺れ動く心情をお楽しみあれ
単なるチャンバラ?・・・ノンノン、今さ…
アメリカンニューシネマ台頭時期の影響があったのだろうか?この作品において座頭市は、シンボリックなヒーロー像とはかけ離れたイカサマ博打を打つ小悪党の一面まで見せる。そのせいか、市の善悪がブレて一番の悪…
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