80年以上の歳月を経ても色褪せることなく感動でき、時間を超越できている貴重な作品。
特に脚本の素晴らしさが光る。連作の短編集のようで、各エピソードがそれぞれ一本の作品とすることが出来るぐらいの濃厚…
タイトルだけは昔から知っているフランス映画の古典中の古典。
モノクロ・スタンダード。CS録画で初鑑賞。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作としては唯一観たことのあるジャン・ギャバン主演の『望郷』と同じ…
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督によるオムニバス映画。
原題:Un carnet de bal (1937)
イタリアのコモ湖の湖畔に住む未亡人クリスティーヌ(マリー・ベル)は、16才で社交界デビュ…
未亡人となった金持ちねーさんが、自宅の整理をしてた時にたまたま見つけた古い手帖。
そこに書かれていたのは若き日の初めての舞踏会で踊った男性たちの名前。
独り身となりヒマと時間はたっぷりあるからと、あ…
あの人は今どうしているだろうかと考える事がよくあります。自分がそう考えるのは大概暇な時です。舞踏会に参加するような生活は想像がつかないけれど、小さいころ盆踊りに参加した記憶があります。文化的背景が観…
>>続きを読む未亡人になってしまったクリスチーネ。
身辺整理していた際、20年前初めて舞踏会に出たときの手帖を発見。もう一度人生をやり直す糸口として、彼女に愛をささやいた手帖に記された男たちを訪ねる旅に出る…とい…