眠くなる。最も眠くなる映画たる所以をまざまざと感じさせられた。
ここでタルコフスキー曰く映画では映画の世界観に触れる中で得た己の感性の理解が重要とのこと。この点に関して言えば、ソラリスの海とハリーは…
我々にとって自動化された首都高が近未来の都市として現れることによって「異化」されている。
本当は大阪万博を近未来都市として撮りたかったらしいが。
「サクリファイス」でも反復される、汚れた手を洗われ…
このレビューはネタバレを含みます
音響が独特で良かった
ラストの音響ミスマッチ過ぎるけどこれは何のシーン?って思ってたら引いてくカメラが全てを明らかにしてくれた
惑星という大きなスケールを個人間の切ない物語にするやつ好き セカイ系的…
壮大かつ難解なSF大作という皮を剥ぎ取るととてもパーソナルで切ない人間ドラマが現れる。
このラスト、マイオールタイム・ベストである「未来世紀ブラジル」も完全にインスパイアされてるではありませんか。
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惑星ソラリスの謎を追うSFサスペンス。
数々の作品に影響を与えたと言われるタルコフスキー監督の最も有名な代表作である。
芸術的な描写が長いは長いが、個人的にはド派手なアクションよりこの手の描写が…
タルコフスキー二作品目。
アンドレイ・ルブリョフに比べるとまだ食らいついていけたような。
余計な劇伴は付けず、ほとんど音の無い状態が続くことで、宇宙空間での孤独や緊張感が際立っていたのが印象的。基…
「よそゆきの服に着替えておいでよ。宇宙服に着替えて外に行こうよ」バカエモくて超感動した。普通にダルい映画だし、文学しまくりの固有名まみれなのだけれど、女との会話で本当にいいセリフが出てくる。原作読む…
>>続きを読むふつくしい…
小難しそうな(実際難解だが)雰囲気と芸術点の高さで見るのにハードルがあるタルコフスキーだけど本作に限って言えば、ある程度SFに慣れてる人ならば、何かのついでの流し見などでもおおよそ展開…