ラストの台詞が有名で知ってはいたけど、きちんと見るのは初めてです。
コメディタッチで可笑しいシーンがあるのに、可笑しく感じているのに、笑えない映画は初めてだった。
特にアナベラとの一連のくだりは…
お金に目がくらんで…
メッセージのあるお話。コメディ色は薄いが、クスリと笑える要素あり。だけど、全体にブラック。
主人公は幸せだったのか、不幸だったのか、考えてしまいました。
あんなに優しく可愛ら…
道端の毛虫さえも素手で拾って救うような優しさを持ち合わせた男が殺人鬼になるまでの道すじ。社会風刺の色も強いので強引に云えば『ジョーカー』とも似ている。ヒューマニストかどうかなんて畢竟毛虫を救うことや…
>>続きを読む只今、BSに於いてほぼ週一ペースで放映されているチャップリン作品。今回は1947年、彼にとって初のトーキー映画「殺人狂時代」。僕自身にとっても初鑑賞になる。
例のステッキを持った放浪者の姿を捨てて…
先日、母親と一緒にBSでやっていた『チャップリンの殺人狂時代』を観たら、思わず背筋がゾーとした。
コロナウィルスで世界が混沌としている現代と本作の舞台となった1930年代がとてもよく似ていると感じ…
大不況で職を失った男が、金持ちの女性から財産を奪う。チャップリンが殺人狂になる時代、本当に狂っていたんだろうと思う。
マリリン・ナッシュという女優さんが美しくて、もっと有名なのかと思ったら全然出演…
「1人殺せば悪党で、100万人殺せば英雄になる。」
次はどうなるんだろう、と思い続けられる楽しい映画でワクワクしたけど、終盤のメッセージ性が強くてさすが。戦後すぐっていうところがすごい。
トーキー…