2019年 351本目
タイトルから分かる通り、チャップリン作品としては、コミカルなシーンはあれど、テーマとしてはなかなかに重く、シリアスな物語。
チャップリンが、金持ちの婦人を狙った連続殺人鬼…
「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む」
連続殺人者を演じているのに、チャップリンの品の良さが嫌らしさを感じさせるどころか、感情移入までさせてしまうのはさすが。
『独裁者』同様、ラストに…
青髭チャップリン。
ボートから落とそうとするシーンはおもしろい。
でも、けっこう真面目に作ってる、いっぱい殺すと英雄っていうところは第二次世界大戦を経験したからこそ。
『独裁者』のときにファシ…
このレビューはネタバレを含みます
製作・監督・脚本・音楽・主演チャップリン。すごい。
有名な「1人を殺せば悪党、100万人を殺せば英雄。数が罪を正当化する。」というセリフしか頭に残らない。
自分にとってのチャップリンは最高の喜劇…
チャップリンが全然笑わしにこないじゃですか。チャップリン自身が生前に最高傑作と言ったとか言わなかったとか。金を生む殺人、戦争を皮肉るとは、何処まで世界を見通していたんでしょうか、彼は。
セリフとその…
ワイン
大恐慌で失業した銀行員のヴェルドゥ
新たな事業を開始するため、融資を受けるが……
結婚詐欺、連続殺人、、
時代を反映し、チャップリンが描くブラックコメディ
ドラマ要素
もちろん笑いもあ…