『好男好女』(英題:Good Men, Good Women)は、1995年に制作された108分の台湾・日本合作映画。日本語字幕版が入手困難なため英語字幕版を視聴。侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の…
>>続きを読む劇中劇と現実、過去が交錯する非線形な語りが、引き画、長回しののっぺりしたホウ・シャオシェンスタイルで淡々と展開するのだが、親切に色分けしてくれているのでそこまで路頭に迷うこともなく見れた。惜しむらく…
>>続きを読む青緑のフィルターが鮮烈でした。ラストでそのフィルターが外れて色が移ろいでいく様にも驚きました。
ショットにも希少性を強く感じたけど、ヒロインの演技に魅力を感じなかったせいか、楽しい映画という気はし…
向こうからやってくる人の群れ。ざらついた画は水墨画のようだ。いきなり魅入られる。
アル中の伊能静が劇中劇で白色テロを題材にした作品の貞淑な妻を演じるのだが、どちらも密度が高い。それだけに行ったり来た…
わざと分かりにくく作ってるのかと疑うレベルで筋が掴めないし、終始ダウナーなシャオシェン演出にはしんどさを感じる。ただ男女あるいは女同士の喧嘩の描写など面白くはある。台湾の歴史について知識があればもう…
>>続きを読む複雑な構造で混乱し、それが功を奏しているとは思えなかった。映像は美しく味わい深いが、今一つ物語に入り込む事が出来なかった。台湾の歴史についての知識不足もあっただろうが、劇中劇と回想と現在を絡ませる必…
>>続きを読む観た直後の感想。
(あまりにもこちらの理解の問題なので点は参考にしないでください。)
白色テロの政治的弾圧の夫婦話や現代の男女話は個別として理解できたけど、これがリンクしてるのか、なぜ混ぜたのかがよ…
“やがてそのふたつの愛は微妙に重なり、ひとつに溶け合っていく”とあらすじにはあるが、そんな風にはまったく見えなかった
台湾史の知識がないため劇中劇の登場人物を知らず、自分の中でカラーと白黒の世界が分…
このレビューはネタバレを含みます
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の台湾現代史三部作③
日本統治下の台湾で抗日戦に参加し戦後は白色テロに翻弄される実在の蒋碧玉を描いた作品と、その彼女を演じる女優の梁静(リャンジン)。梁静の現在と過去(…