最初観たときは酷く退屈に感じたけれど、二回目でその圧倒的な映像、美術、衣装に目が釘付けになりイタリアらしいユーモアもあるこの映画が好きになった。
ローマの現代と過去を交差させて描き、フェリーニのロー…
最近やっとフェリーニ映画の楽しみかたが少し分かってきた気がする。
彼の記憶の中のローマを、映画監督として再構築しているという今作ですが、結局のところ彼の映画は"サーカス感"というか、日本的に言えば"…
ドラマ性もエンタメ性もないひたすら溢れ出るローマ愛と映し出されるローマの街並み。 フェリーニが生まれ育ったローマをひたすら描き続けるこの企画がよく通ったなと思う。フェリーニはそれほど偉大な映画監督だ…
>>続きを読む「フェリーニのローマ」
冒頭、ローマ最古の道標が今でもローマへの道端に立っている。ここはフェリーニの世界、考古学者たち、遺跡発掘、コロシアムとバイク族。華麗なバチカンのファッションショー。空隙、教…
旅行でイタリアのローマへ行ったことがあるけど、この映画のローマは、実際のローマのイメージとかけ離れている。
ストーリーは難解でしたが、フェデリコ・フェリーニが映し出す哲学的で変わったローマの世界観が…
まあこれは一見わけわかんないかもしれないけど、でもフェリーニ映画を見慣れている人であればまあ通常運転でそれなりに面白く、むしろ見易い部類です。そうか、イタリア人だものね。やっぱローマは憧れの大都会に…
>>続きを読む一つ一つのシーンは面白い。
でもこれといったストーリーはなく、画が平凡なら退屈に感じる時間も。
フェリーニモードに切り替えて鑑賞しないと、何だこれと思ってしまうかも。
食事中の会話とか、教会ファッシ…
学生時代に名画座で観たものを再見。ほとんど覚えていないが、気配は覚えている。改めて面白いと思う。フェリーニと思しき監督が、現代のローマを撮影しながら、幼少期、青年期の記憶をランダムに思い出す。黒沢清…
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