記録忘れてた、フェリーニの中でも屈指のかっこよさでは!??となった ローマという街を概念として/マジックリアルな街のスケッチとして多角的に描く、ていうフェリーニの群像スタイルにマッチしたテーマ設定も…
>>続きを読む これは…凄いぞ!!!
『サテリコン』があまり好きではなかったですが、この作品はめちゃめちゃ面白かった。観ているだけで、楽しいと思わせる。
大都市ローマの憧れと栄光と衰退と頽廃を同時に見せていく…
このレビューはネタバレを含みます
ストーリーを描くのではなく、空間と時間を切り取る。
現代の映画にまたそういった要素のある作品が増えてきているのが面白ポイントだけれど、
なるほど、ストーリーがなくても随分見てられる。
力のかけどころ…
古都であり大都会でもある、ローマを、題材とした、フェリーニ独特の映画的表現の洪水。自伝を越えて随筆的な作品
『甘い生活』や『8 1/2』のような難解さは無く、ひたすら、フェリーニ的な祝祭と映像美…
時代を、場所を、果ては映画とドキュメンタリーの境界線までも、縦横無尽に行ったり来たりして、その愛が溢れんばかりに描かれたフェリーニによる唯一無二のエッセイ映画。
『アマルコルド』をさらに拡張した感…
「フェリーニのローマ」監督名を冠したタイトルが作品をこれ以上なく表している。
監督の幼少期から戦時中、戦後のローマが場面ごとに時間を超えて映し出される。特定の主人公を持たず、特定の物語を追わず、散…
ローマ三部作の三作目。
これまで現代のローマ、古代のローマを描いてきたフェリーニ。
次に写したのは自身の記憶の中のローマ。
記憶には時間が流れてないので、永遠性がある。
例えば、小学生の時の記憶…