春琴抄に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

「春琴抄」に投稿された感想・評価

ふりや

ふりやの感想・評価

3.0
谷崎潤一郎の代表的な小説を百恵&友和コンビ主演で映画化。単なるアイドル映画で終わらないクオリティの高さです。春琴と佐助の、純愛を超えた凄まじい関係性は原作の通り、観た者に衝撃を植え付けます。
プラトニックな関係の男女の琴の師匠と弟子。
メンヘラな師匠と全言いつけを守る弟子。

そういう関係にならないんかい笑


お湯かけるのはほんとさいてー。
針はえぐいて。

歪で美しい愛の形。…なのか?

単なる百恵&友和のアイドル映画の一つかと思って観たら、なかなかしっかりした作品だった。

「春琴抄」は原作小説は遥か昔に読んだので、原作通りのストーリーなのか定かではないが、春琴が身籠った子どもの父…

>>続きを読む

谷崎潤一郎作品は「細雪」以降2作目です。
正直かなり趣が違うので「細雪」と同じ原作者とは思えませんでした。
映画としては普通に楽しめましたが、価値観が現在にはとても通用するものではなく、近代が舞台で…

>>続きを読む
TOMTOM

TOMTOMの感想・評価

2.8

若い男の奉公人が、店のお嬢様の世話係となり、生涯献身的に尽くす
傲慢な琴が恨みを買い、顔に火傷を負わされると、佐助は自分の目を針で突く
変わり果てた顔を見られたくない琴の思いに、佐助は応えたのだ
こ…

>>続きを読む

谷崎潤一郎の原作がとても好きなので、少し中途半端になってしまった世界観が惜しい。百恵ちゃんの春琴は綺麗で悪くなかったし、三浦友和も健気ではあったもののどこか表面的で、耽美とは言いがたい。ただ、ちびま…

>>続きを読む
DUN

DUNの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

geoレンタルにて視聴
百恵、友和コンビの映画
原作読んでますが、友和さんがイケメン過ぎて、ちょっと違和感が
こいさんのやけどをおった顔を見なくするため、自身の目を針で突くシーンは痛々しすぎて、怖す…

>>続きを読む
物理的に痛い

原作に比べたら百恵ちゃんただのツンデレだった。圧倒的カリスマ性というか、手の届かない存在感がほしい

1976年の映画。
山口百恵主演6作目。
盲目のお琴を演じる山口百恵が
初々しい。佐助役の三浦友和も若い。
山口百恵の唇に、三浦友和が
紅を塗るシーンがいつまでも、記憶に
残る…
谷崎潤一郎の名作と…

>>続きを読む
俳優ありきな作品で、原作の雰囲気はないような。山口百恵の春琴はイメージ通りだけど、佐助はなんか違う…二枚目で爽やかすぎる。
まぁ、当時のニーズを考えると、やむを得ないな…というところか。
>|

あなたにおすすめの記事