黒髪、雪女、耳無し芳一の話、茶碗の中の4作品。
どれもとても静かで、今のジャパニーズホラーとは違う、昔話のホラーというのがとても合っているような、幼い頃に読んだ本を映像化したものといった感じ。
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60年代邦画の鋭鋒"怪談"。四編オムニバス。ジャパニーズホラーのある種の様式美はここに達しているのでは。
そしてこれこそにんじんクラブの墓標。カンヌ受賞がせめてものたむけ…俳優中心主義を掲げただけあ…
オープニングが静謐かつ美麗。
【黒髪】
妻がしっかり旦那を恨んでた場合の雨月物語みたい。今まで見た新珠三千代の中でいちばん綺麗だった。急速に老化する三國連太郎怖い。終盤の音響が挑戦的。
【雪女】…
小学生の時に見たことある。
これセットで撮ってるのえぐい。
画が美しい。名作たる理由がわかる。
黒髪
川で水を汲むシーン美しい。
雪女
雪女本人やから言っても良いんやないん。
他の人に言わないで…
お盆の蒸し暑い夜。妻は親友と沖縄旅行。残された父と娘。さて、どう過ごすか。あ、そうだ。怪談観よう。
古式ゆかしい怪談こそ、若者が体験しておくべき「日本の夏」である。とはいえ、無理強いは禁物。「怪談…
-あらすじ-
貧乏に耐えかねて、連れ添った妻を捨てた男は次の妻ともうまく行かない。貧乏ながらも優しかった前妻を追い求めてかつての屋敷に向かうと、そこにいたのは別れた頃と何も変わらない、美しく控え…
制作費3億円を投じた舞台装置の圧倒的完成度
壇ノ浦の合戦をセット内でやってのけるほど
とりわけ書き割りの独創性は凄かった、ただのアーティスティックに拠らず、作品を覆う面妖な空気感をそのまま代弁する
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