カフカの『城』×スティーブ・ライヒの『Different trains』
1945年戦後すぐのドイツが舞台ということで、オープニングの線路の大写しはどうしたってアウシュビッツ行きの列車を想起させ…
トリアーの初期作品
戦後ドイツを舞台にした寓話的映画だが、ストーリー以前に、映像実験に寄り過ぎて没入感を奪う。催眠術風ナレーションは斬新だが、観客を物語から遠ざけるため、感情移入がほぼできない。
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戦後ドイツ復興を望み鉄道会社に就職したものの、彼を利用しようする人間が現れ…という作品でした。
モノクロと突然のカラー映像の見事さ。
良い事をしようとしているだけなのに、行動をすればするほど状況…
エピデミックより面白かった。
カラーが急についたりして、すごく独創的。
血飛沫だけ赤い殺害の場面が一番印象に残ってる。
物語もこっちの方が起承転結綺麗にまとまっている印象。
あと線路のナレーションも…
トリアーらしくない脚本としての見応えを感じながらスクリーンプロセスやパートカラーの外連味(意外と嫌いじゃなさそう)もあり普通に見やすい。それでいて、尖るほどではないにしても胸騒ぎを覚える作家性の露呈…
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