どれだけカルトでカオスな映画かと思ったら
思いの外マトモだった
ただし
あくまでも<思いの外>ね
炊き立ての白米の匂いに欲情する殺し屋
突然アニメの鳥や虫が乱舞するとかブッ飛びテンコ盛り
そりゃあ…
殺し屋No.3はいつかNo.1になることを夢見ているのだが、No.1は秘密のベールに包まれたままである。だが組織の命令に失敗した主人公は死の恐怖に憑りつかれているというのが今作の骨子だと思うのだが…
>>続きを読む鈴木清順が時代を先取ってしまったせいで日活を干される事になった問題作だが、今観てみると意味不明という程ではない。もっとよくわからない映画はたくさんある。 核になるプロットもストーリーもいたってシンプ…
>>続きを読む唐突に見える記号たち、炊かれた米の匂い、蝶の死骸がべたべた張り付けられた壁、取り換え可能な目玉、ガスライター。。
収拾がつかないこの世界をさらに匂わせるエロティシズム、デカダンスな雰囲気、これはやば…
「酒と女は殺し屋の命取りだ」
ご飯を炊いた香りが大好きな殺し屋。
ご飯が彼から遠ざかったとき、死の香りが漂い始める。
女と酒にのめり込み、落ちていく。
「俺に愛なんかない、女を愛しちゃいけねえ…
日活