俺が1番なんだと、掲げる男達の世界がかっこよかった。言われてるほど物語で、理解できないところもあまり無かった気がした。
女と米に執着するのは、死と隣あわせの男の性欲と食欲の表現?
最後、卑怯なことを…
車の追う/追われる、ガスライターの広告から出てくる狙撃銃、激しい銃撃シーン、階段の中で幾何学的なポジションを位置どって話す2人、そのかっこよさに驚く映像の連続。
これだけ生と死の間を生きながら、一貫…
最高。
躁鬱のように生と死が入れ替わる。
ショットとショットの整合性が完全に崩壊し、セリフだけが虚しく映画的空間の中を浮遊する。
建物や物体の構造を知り尽くしたからこそ作れる、ぶっ飛んでいつつクレバ…
鈴木清順節全開の癖強ハードボイルド映画。
ものすごく変わった作品であり、監督の美学と作家性をそのままぶち込んだような作品。なのでかなり好き嫌いははっきりと分かれると思う。
何を差し置いても今作最大…
いいか、大切な事だ、よーく聞け。
この映画はな、拳銃と無数の死んだ蝶とパロマの炊飯器でできているんだ。
何を言ってるかわからないって。
安心しな、映画を観てもそんな感じだ。
じゃあつまらないのか…
鈴木清順・殺しの烙印
冷酷で精神的に強く、人間性を乗り越えた南原宏治と、生への渇望が誰よりも強いが、自分を殺そうとした女を愛してしまうなど精神的な弱さを持つ宍戸錠の対比によって本作は描かれていると一…
鈴木清順と仲間達が狂い咲きした奇跡の傑作。「高さ」と「距離」の映画だ。
タイトルバックは飛行機の着陸。大和屋竺が歌う「殺し屋のブルース」が流れる。宍戸錠は殺し屋ナンバー3、本作はそもそもが殺し屋ラン…
鈴木清順ワールドの秀作。
製作当時は理解されず、鈴木清順監督が日活をクビになったという逸話があるが、これを観ればそれも納得。時代を数歩先に行きすぎましたねぇ(笑)
夜のシーンなどで強いコントラストの…
日活