パララックス・ビューに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）
どこを切ってもミステリアス、謎が謎を呼ぶ政治サスペンスで主人公のウォーレン・ベイティが政府に洗脳される青年の役を好演し淡々と容赦なく進行する純・エンタメ/謎解き作品と言える。
撮影を担当したゴード…
アラン・J・パクラのポリティカル・スリラー。上院議員暗殺は単独犯として処理されたが、実は暗殺組織によるもので、次のターゲットも決まっていた。ジャーナリストのベイティが組織に入り込む。そして政府機関も…
>>続きを読む1974年。久しぶりに目の覚めるような映画を観た。議員暗殺事件から3年後、犯人は単独犯で死亡との結論が出ているにも関わらず、事件当時に近場にいた人々が連続して不審死を遂げていた。疑問を抱いた新聞記…
>>続きを読むロングショットからの爆破→アップ→引きの繋ぎがぎこちないなぁと感じていたら、カットを割る、と言う行為自体の不穏さを暗殺者適正検査映像で見せつけてくる凄さ。飛行機内での分裂的に揺れるカメラ、その後の揺…
>>続きを読む陰謀論的恐怖とパラノイアを原動力に駆動する007的アクション映画。
陰謀論者が感じる不安を、根本的に頭がおかしいことの副作用として片付け、断絶するのは、陰謀論を事実だとして固執することくらい危険な事…
このレビューはネタバレを含みます
大傑作。人間工学テストの映像と委員会連中が消えるラスト。
青白い病室に横たわる遺体、拳銃を抜く保安官、爆発する船、毒殺された新聞社の上司…いつどこで誰が命を狙い、狙われるか、その瞬間まで分からないサ…
傑作。超絶キメキメショットの連続で観ているだけで視力回復する。政治劇になると思わせといて、後半の陰謀論を暴いていくような展開が最高すぎる。オチも予想できちゃうんだけど、あまりのかっこよさに脳天撃ち抜…
>>続きを読む予想外にもめちゃめちゃスリリングで楽しめた！初アラン・J・パクラだけどこれはもっと認知されていいと思う！
オープニングから何の前触れもなく突発的に事件が起きて、ずっと緊張感が続く。ありそうでないよ…
右目と左目 ＊＊＊＊＊
原題：The Parallax View, 1974年、米、カラー、102分。
70年代。地方の小さい新聞社のアウトロー記者ジョー（ベイティ）がたった1人でアサシン…
