カーキ色の価値観に対し、主人公二人のそれの爽快な事。増村保造カラーは控え目だけれど、勝新の幼児性、主人公二人のホモセクシャル的な関係(淡路を含めた関係性が、より男色性を強くして素敵)が魅力。あらゆる…
>>続きを読む知識と心構えなくても見やすいしメチャメチャ面白いし、勝新が完全にバーサーカーで元気出る
浴場の乱闘、あれだけ動いて竿が一本も見えないの芸術だな…と思った
有田と大宮のはぐれ者無敵コンビな関係…
実に爽快!
大宮も有田も軍隊を嫌悪しているというのに、彼らの軍隊生活のなんとユーモラスなことだろう。思わずクスリと笑みがこぼれました。
そして、勝新太郎の演技。痛快でもありつつコミカルなキャラクター…
「この部隊では明けても暮れてもビンタ、ビンタだった。ビンタが何もかも解決する手段だった」
階級を笠にパワハラを行う上官どもに大宮二等兵の怒りの鉄拳が炸裂する!
上官のビンタラッシュにも動じ…
嫌なことがあった日に、半沢直樹の倍スカッとさせてくれる、どちゃくそゴリ押し活劇。この野郎!どうだ!オイ!どうだってんだ!!
みどころ:
ぜんぶ暴力で解決
軽妙なバディもの
むちゃくちゃ
あらすじ…
『兵隊やくざ』(1965年)の勝と『大地の子守唄』(1976年)の原田美枝子には、いわば「痛快な暴力」の使い手として通じるところがあるように見える。この「痛快さ」は増村の作家性に由来するものなのかそ…
>>続きを読む