小鳥達が囀り空気が凛とした清々しいスウェーデンの森で起きた少女のレイプと撲殺事件及びその復讐劇。
これが仮に喧騒の街ニューヨークが舞台だったとしたら全く別のニュアンスの作品になっていたことでしょう。…
スウエーデンに伝わる民話を映画化したもの。グリム童話の赤ずきん(残酷な原作の方)と同種の物語だが、なぜこんな無慈悲なことが起こるのか?と神の存在に関する視点が加わっている。民話なのでとても解りやすい…
>>続きを読む悲しいけど美しい。
深い意味を教えてもらいたいな。
昔見た遠い記憶で書いてた自分が恥ずかしい。見直したら、凄い作品。何にもわかってなかった。
映画でしか表せないもの、映画でしか表現できない美しさが…
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これはベルイマンの中でもかなり分かりやすく撮ってある。ストーリー自体はこれまで何度も繰り返されたであろう復讐劇。
しかし白黒ながら鮮やかな風景、情や怒りをなるべく排除した詩的な台詞。これらが使い古さ…
音楽がほとんど使われていない。
2カットくらいワタリガラスが写るが、インゲリ(グンネル•リンドブロム)が進行しているオーディンの両肩にはフギン、ムニンというワタリガラスが乗っているそう。
→インゲ…
ある敬虔な一家の娘が強姦された挙句、無残にも殺害される。その死を通じて神を信じる者、異教の神を信教し無垢な少女を呪詛する者、はなから信仰心の無い愚かな者達の三者三様の罪と罰を描く。抑えきれない怒りの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
すごく単純な構造の教訓譚だと思いました。キリスト教の言う”悪魔”が何を指すかも分かりました。
彼らが下女を日々もう少し労っていたらこの悲劇は起こらなかったのだろうと思います。結局は自分たちが悪いとい…
1960年Iベルイマン監督。娘をレイプで殺された父が復讐する話。第七の封印はイマイチ分からずだったけどコッチは分かりやすいリアリズムなエンタメ要素アリで鮮血の美学の元映画でプロットも同じだった。宗教…
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