志麻凛

新幹線大爆破の志麻凛のレビュー・感想・評価

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
3.8
「狼と豚と人間」や「野性の証明」の佐藤純彌監督作品。時速80km以下になると爆発する新幹線と、それに乗る1500人の客。果たして、彼らの運命と犯人の行く末は如何に。

今度、つよぽん主演でリメイクされる本作。高倉健と草彅剛だと、「あなたへ」をどこか思い出します。道の駅での掛け合いが、絶妙に良いんですよね。また、設定が似てると思ったら、「スピード」がモチーフにした作品なのですね、納得です!

そんな「スピード」は2時間以内で、本作は2時間半の尺ですが、飽きずに全編見れました。警察と犯人の心理戦は勿論良いのですが、挿入される、青木運転士(千葉真一)と倉持運転指令長(宇津井健)の、まさに“命運を握る”姿が、彼らの流儀に溢れていて、こちらまで手に汗握りましたよ。

また、新幹線という文化が出来ても、不測の事態に支障をきたす部分が出てくる話は興味深かった。

そして、新幹線だけでなく、電車や舟、ロードバイク、トラックなど、数多の乗り物が時折登場するのですが、それが最後の飛行機へ繋げるためのフリだったんじゃないかと思いました。
志麻凛

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