旅芸人座長(中村鴈治郎)と、それをそっと陰で支える女房役(京マチ子、杉村春子)の粋なはからいに、心が動きました。
大地に根を張らない彼らの生き様は、勇ましい。
小津安二郎の美しい構図は云うまでもな…
「浮草物語」(1934)のセルフリメイク作品。中村鴈治郎率いる旅芸人の一座が訪れた港町での人間模様を人情味たっぷりに映し出す。鴈治郎が出演すると小津作品が生きいきとするが、これも例外ではない。看板女…
>>続きを読む小津安二郎vs宮川一夫。名横綱同士の世紀の一戦。宮川一夫が「お前さんの撮りたいいつものアレってこんな感じだろ?」と鼻で笑ってコスりに行くと小津安二郎がぐぬぬとなりながら相性の悪そうな原色の組み合わせ…
>>続きを読む小津安二郎の1934年『浮草物語』のセルフリメイク。旅芸人の座長(二代目中村鴈治郎)が現地妻と拵えた息子を、座長の妻(京マチ子)が若い女芸人(若尾文子)に誘惑させる。遊びのはずが、2人は本気に。おま…
>>続きを読むセルフリメイク版。これ見終わったら、またどっかのタイミングで「浮草物語」みるかな。
豪雨を挟んで軒下のあっちとこっちで睨み合い。
チラチラと舞う花吹雪。
でっかい鯉のぼり。
散髪屋の娘が野添ひと…
川口浩が〜 洞窟に入る〜
嘉門達夫の歌でお馴染み川口浩探検隊の川口浩が男前青年清役ぅ︎⁉️
って、そんなとこに1番びっくりした🤣
これまで4点以下をつけたことなかった小津監督作品ですが、主役で…
なんだろう、この感じ、なんて言えばいいんだろう!ドラマチックさはあまり無くてある役者の日常を切り取ったような、この時代よくある出来事のようなそんな作品なんだけれども、クライマックスでは泣きそうになる…
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