浮草の作品情報・感想・評価・動画配信

『浮草』に投稿された感想・評価

tych
4.0

1959年 小津安二郎監督作品 119分。小さな港町に駒十郎(中村鴈治郎)一座がやって来る。駒十郎は、この町のお芳(杉村春子)との間に息子 清(川口浩)をもうけていた。頻繁に清を訪ねる駒十郎。彼の連…

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涙
4.2

#浮草
いつもの家族と内省の話だけれど、映像美では小津作品の中では群を抜いた美しさではないでしょうか。 

若尾文子の一連の誘惑のシーンには悶えました。登場からかける言葉までが可愛らさと美しさの両面…

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嵐駒十郎(中村鴈治郎)率いる旅一座が港に着きました。
この街の、一前飯屋を営むお芳(杉村春子)との間に駒十郎は子がいるのでした。
息子の清(川口浩)はすっかり大人になり、郵便局でアルバイトをしながら…

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Qwerty
4.5
このレビューはネタバレを含みます

凄すぎる、タバコの火をつけてあげるところで涙があふれてしまいました

いくつもの二者の関係とその変化が同時に、丁寧に描かれています。その中で、軽薄な3人衆はおそらく3人であることで唯一バランスを保っ…

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このレビューはネタバレを含みます

致死量の日本人である。日本人を煮詰めて出てきた汁をそのまま啜っているような気持ちだ。
鴈治郎が息子が自分のことをどう認識しているのか聞くシーンで、杉村春子が無視するのホラーすぎる。客席の杉村春子を見…

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小津の大映作品。前作「お早よう」に続くカラー撮影。宮川一夫の画調は厚田雄春とは違うところも楽しめる、「浮草物語」のリメイク。若尾文子、京マチ子、杉村春子と華麗なキャスト。
文芸坐2にて
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初小津監督。

当時に生きていなくても、日本人だからこそ感じる情緒にあふれている。

会話への返事や呼び名など途中字幕が欲しくなる部分もあるが、それすらも新鮮で心地よい。
4.8

語ります。
初安二郎。意図せず夏って感じの素敵映画に巡り会えた。

鬼良かった、日本の昔の監督が恥ずかしながらAKIRA黒澤しか知らんねんけど、AKIRAが技術とかサムライ系なのに対して、安二郎はも…

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4.8

小津映画の中でもトップクラスに素晴らしかった。そして自分が「冬」より「夏」が好きであること、「山」より「海」が好きであるということ、「青」という色が好きだということを決定づけてくれた作品であった。

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これでうちとあんたとは五分五分やないかの巻

自身の作品、浮草物語をセルフリメイク
旅一座の内輪ゴタゴタ話
時代を感じさせる親方のパワハラ具合が凄い
若尾文子と京マチ子を入れ替わりでビンタしまくると…

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