赤と青と棒。ファーストショットの青い夏空のなかの海の灯台(=画面を縦に割る垂直)が、そのまま町の中の一座ののぼりから随所に出てくる酒瓶→そして川口浩と若尾文子の接吻のあとの、ちゃぶ台に寄り添う青いラ…
>>続きを読む「男の過ち」
旅芸者の一座を描いた作品
旦那の過去の出来事から起因する修羅場の数々を、美しい小津らしい構図で描いた作品
◆電報の打つシーンと、タバコの火をつけるシーンは洒落ていてよかった。女性…
川端康成(1899 - 1972年)が自作について語った言葉に、たしか「一本の笛(ふえ)の音(ね)でしかない」といった主旨のものがあったように思う。
あれはどこに書いてあったのだろう。覚えていれば…
初めて小津作品観ました。
初めは何故こんなに評価されているのだろうと不思議に観進めていました。セリフに違和感がありどうしても入り込めない。ただ観ているうちに、何故か入り込む瞬間があり最後には人生って…
2015/8/3
1934年製作の「浮草物語」を、小津安二郎監督自らがリメイク。ゆったりとした時間の流れと独特のセリフ回しは、大映製作の本作でも健在。が、どことなく小津作品らしさは影を潜めている感じ…
男の身勝手さと女の嫉妬深さ。それぞれの哀しみと希望。
中村鴈治郎と京マチ子が雨の中罵り合うシーン、画の美しさと会話のテンポ感が最高。あれは日本人だから撮れるシーン。あと杉村春子の演技も素敵。あんな演…