原作ともブレッソン版ともまるでべつもの。少女漫画のヒロインみたいにおセンチでお花畑で世間知らずのマリア・シェルに、惚れた弱みで終始ふりまわされるふんだりけったりのマストロヤンニ。ひたすら滑稽で好感し…
>>続きを読むドフトエフスキーの短編小説を、舞台をサンクトペテルブルクからイタリアの港町に置き換えて、ヴィスコンティが映画化。イタリアに白夜はないけれど。撮影当時マストロヤンニは30代前半。ジャン・マレーよりマス…
>>続きを読む「1年後、ここで待ちます。今日と同じ時間に。それまであなたが愛していてくれるなら、私は永遠にあなたと暮らします」
原作はドストエフスキーの短編小説「白夜」。
これは低予算映画で撮影期間は7週間。…
待ちつづける女を愛した男の行く末は。
ひとつひとつのシーンが美しい。みんなが踊り出すあのシーン好きだな。
男と女の気持ちを上手く引き出していて面白かった。
マリア・シェルの真っ白な心を持って…
転勤して間もないマリオは桟橋に佇み涙を流すナタリアと出会う。
ナタリアは1年前に結婚を約束した恋人を毎日22時に待っているのだが、そんな彼女を慰める一方で思いを寄せていく...
背景の遠近感から…
GYAO! で配信されていて喜び勇んで見ました。
白黒ながら映像を見ているだけでうっとりしてしまうこの感じ。
隅々まで美しい。
ヴィスコンティ監督、さすがです。
橋や路、壁の穴など計算しつくされてる…
何ですかねこの話。真実の愛の前ではくだらん下心など、塵のようなものである。みたいなことが言いたいの?冒頭の主人公がポツンと一人、人波の中を佇むシーンは抗えない何かを象徴したシーンにもとれなくはない。…
>>続きを読む好きでも無い男を散々たぶらかしていざ告白して来たら「はっ?なんなの?勘違いしないでよ。」って言う女いるじゃないですか?
なんなの。
ってお話では無くて、ブレッソンのが「静」ならばこちらは「動」な…