アホみたい泣いた。この映画は俺だ。俺なんだよ。
いろんな合図と共に一斉に動き出す群衆や、建物を這うように動くカメラも、レコードのように回る二人も素晴らしいが、もういっそのことそんなことはどうだって…
自分は特別な人間だ、成功すると思っても蓋を開けたら大多数の1人にすぎない。そんな体験をした人は多いんじゃないかな。そういう人は共感しやすい。
「あの群衆を見よ!かわいそうなやつら、みんな型にはまって…
この映画を観ながら題名の群衆とは?と考えていました。見終わった後もそれの意味するモノがなんだったのか分からずにいます。人で溢れるニューヨークでサラリーマンをしている主人公の男。高層ビルに毎日勤め楽し…
>>続きを読むフリー音源みたいなBGMが酷く、これなら音楽なんか無い方がマシということで10分でミュートしてしまった
にしてもサイレント映画ってろくなBGM入ってないけど、まさかオリジナルじゃないよな〜
とにかく…
No.41[oneがone of themになってone of usになる時] 79点
「群衆」って映画をキングって監督が撮るって何か凄えよなといつも思う。サイレント映画はヘイズコード導入前だから…
1928年のサイレント映画。大きな志を抱いて都会にやってきた若者が奔流に巻き込まれていくメロドラマ。市井の人々の一人。冒頭の高層ビルと巨大な空間に規則的に並べられた机に没個性が象徴される美しいカメラ…
>>続きを読む父と同じ臆病な顔をした息子、見下ろしていた道化の姿、すべてが反復でしかない絶望の世の中で、男の、この映画の行き着く先はその始まりからすでに明らか。なぜなら彼らこそが群衆のただ中に取り込まれ、平凡さに…
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