鶴は翔んでゆく/戦争と貞操に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 2ページ目

「鶴は翔んでゆく/戦争と貞操」に投稿された感想・評価

y

yの感想・評価

4.5

カラトーゾフの「鶴は飛んでゆく」がまさかの4Kレストアで発売されたということで迷わず購入。ジョージア出身の映画監督と言えばイオセリアーニかカラトーゾフかだと思うが、こと戦争をテーマに描けばカラトーゾ…

>>続きを読む
RIO

RIOの感想・評価

4.5

ボリスとベロニカをひき止めるものはこの世に何もないほど幸せな2人
空を舞う鶴のように放水車の水が羽を広げ2人に祝福を送る

戦争が始まりボリスと生き別れたまま
一通の知らせもないことがベロニカを深い…

>>続きを読む
OTAMI89

OTAMI89の感想・評価

4.7
色々すげぇ…泣

ラストの聴衆へのセリフも虚しく、
ロシアは未だにウクライナと戦争中である。

カラトーゾフ監督作品初鑑賞。戦争に翻弄される恋人の悲劇。全編美しいモノクローム映像に激しく心が揺さぶられた。

音声ロシア語。字幕英語版で鑑賞。理解できるか心配だったが難しい単語は雰囲気でいけた、と…

>>続きを読む

シネマトグラフィー(撮影)の記事でこんなのがあった。
映画やドラマを見て「展開がすごい!」「演技がうまい!」「音楽が合っている!」と思いながら作品を楽しむ人は多いだろう。だが「撮影・映像に惹かれる」…

>>続きを読む

とある患者が、彼の恋人が他の男に走ったことを知り暴れるシーン。
院長の叱責が印象に残った。軽率にも感じるがわかりやすい敵を作りそれを非難し、患者を励ます。でもこれが凄まじい迫力。
強いリーダーはこう…

>>続きを読む

ズバ抜けた表現力。ドストエフスキーの悪霊を読んだとき、リザヴェータの破滅の恋路を綴った日本語のテキストに、この狂奮的なカメラワークと似た感覚を覚えたものだった。幸福の絶頂から絶望まで、渦のように巻い…

>>続きを読む

おもろ仁和寺───。カラックスが参照してそう。疾走シーンの画面のブレ方(残像ができるような)とか。ロシア映画独特の迫力について考えたい。全然見てないからこれから社会主義圏の映画のことをもっと考えたい…

>>続きを読む
sonozy

sonozyの感想・評価

5.0

『怒りのキューバ(I Am Cuba)』同様、ミハイル・カラトーゾフ監督&セルゲイ・ウルセフスキー撮影監督の創り出す、シネマトグラフィーという言葉が似合う映像芸術。

本作も、オープニングからラスト…

>>続きを読む

話はよくある戦争によって引き裂かれる男女の恋愛映画だが、今作はとにかく撮影が素晴らしい
中盤にある二人が引き裂かれる様を物理的に表す演出も優れてるが、それぞれが身を置く環境自体が変化することで更に二…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事