このレビューはネタバレを含みます
ジョセフ・ロージー監督、アラン・ドロン主演のクライムミステリードラマ。
1942年ナチス支配下のパリ。美術商のロベール・クラインは、国外逃亡を図るユダヤ人から絵画を売り捌いて、成功していた。ある日…
ナチ占領下のフランスが舞台でアラン・ドロン主演ときたら、また鬼畜ファシストでも演じているのかと思っていた。
いざ観ると、そういうイメージを逆手に取った「差別側から被差別側に回ってしまった男」の話…
…
もう一人の自分探しをするうちにどんどん沼にはまっていく映画。
カメラワークは長回しが多くて割と自由に動き回ってたけどどこを切り取ってもかっこいい。
ラストは「えぇ、、、😵💫」
この監督はほんとに…
★2304作品目
☆2023年︰91作品目
同姓同名のユダヤ人に間違われた男の物語。
こういう分かりづらいのは好きじゃない。
ラストが特に。
死体の手作り感の凄さったら無いねw
私でもあれ以上…
自分と同じ名前の人間がいつしか自分自身と同一化して、そして差別する側からされる側へと落とされていく恐怖。この作品は本来なら『Z』や『ミュージックボックス』で知られるコスタ=ガヴラスが監督する予定だっ…
>>続きを読む大傑作!顔の映画。
押しも押されぬ世界一の美形(ですよね?)アランドロンさんのドッペル現る?!俺ふたりおるん?という、メタ的に見ても大混乱するドロンさん、一世一代の名演。素晴らしい!
犬のくだりがす…
すごい映画...
圧倒される。
とても高度な映画言語を使っている、気がする。見返さないとわからない。
主題(巻き込まれサスペンス、そして顔)と副題(ホロコースト)のレイヤーの作り方、主題と副題の交錯…
自分と全く同じ名前を持つ男の謎を探っていくうちにどんどんとのめり込んで行ってしまい、やがてその真相をつかむために自分の...というストーリー。序盤の謎の提示の仕方からぐぐっと興味はひかれるだが、話が…
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