残菊物語に投稿された感想・評価 - 18ページ目

『残菊物語』に投稿された感想・評価

nt708

nt708の感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

菊之助のように恵まれた家柄に生まれながら、それを捨てて叩き上げで真の役者になろうと苦心する者もいれば、中村仲蔵のように家柄に恵まれないながらも、血反吐を吐く思いで腕を磨く者もいる。歌舞伎とは、芝居と…

>>続きを読む
kyon

kyonの感想・評価

-

映像も悪く、セリフも何を言っているか聞き取りづらい。なのに最後まで集中して観れた。

観賞前はもっと退屈するとか眠くなりそうとか思ってたけど、溝口健二、流石すぎます。

こんな映画に出会えて良かった。
majizi

majiziの感想・評価

4.5

明治初期を舞台にした身分差のある男女の悲恋。

長回しのシーンが多用され役者のアップはほぼ無く、陰影の濃い画面が続きます。

歌舞伎の表舞台や楽屋の様子、家屋や汽車の空間の切り取り方などが素晴らしく…

>>続きを読む
Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.8

溝口健二監督の初期作品。
1939年製作の映画であり、当時の軍国主義の流れを嫌った溝口監督が描いた舞台もの。

歌舞伎界に生まれ育って「大根演技」をしても持て囃される若旦那=菊之助だったが、子守女の…

>>続きを読む
kaitomo

kaitomoの感想・評価

3.2

主に横スクロールのカメラワークが凄くて、物凄く緻密に計算されてセット組んでるんだろうな、と言うのが伝わる。奥行きも凄い。
録音環境が悪いのは仕方がないが、音楽と被りまくってセリフが聞こえないのはどう…

>>続きを読む
harunoma

harunomaの感想・評価

5.0

『残菊物語』(35mm版の)森赫子、素晴らしい。
経年のフィルムの傷(ノイズ)もありますが、ロングショットの中、森赫子の顔は見えず、ほとんど亡霊のような声の存在として強く、ただ中盤か後半の1カットだ…

>>続きを読む
sanjuro

sanjuroの感想・評価

-

歌舞伎役者の若旦那と女中の身分を超えた悲恋の物語。
お徳が菊之助の呼び方を「若旦那」から「あなた」に変える場面でニヤリとしてしまう。
ワンシーン・ワンカットの長回しが多い。夏の夜に二人で夜道を歩くシ…

>>続きを読む
身分違いの恋。。
戦前にこのような映画が作られていたとは。。
mam

mamの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台は明治初期。
二代目 尾上菊之助と、女中お徳との身分違いの悲恋の物語。

お徳の菊之助を支える姿がとても献身的。
物怖じせず進言したり、大阪まで押しかけるなどの大胆さもありながら、菊之助が江戸へ…

>>続きを読む
まるこ

まるこの感想・評価

4.2

悲恋の代表格。

溝口監督の長回し。
荘厳な雰囲気。

2代目尾上菊之助と義弟の乳母、お徳との身分違いの恋。

悲しいけど、本当に美しく素晴らしい作品でした。

戦前の映画を見てて思いますが、仕方な…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事