歌舞伎のお披露目、一世一代の晴れ舞台。道頓堀川の船の上に立つ稀代の女形役者花柳章太郎演じる菊五郎が、涙をこらえて聴衆に手を振る。その賑やかな囃子を聴きながら、静かに微笑む森赫子演じるお徳の姿がカット…
>>続きを読む例えばチェン・カイコーの『さらば、わが愛/覇王別姫』なんかを観ると本作を上手にリユースしているな、と感心するのだがこんな斬新な映像表現がまさか戦前の日本で作られたという事実にまず驚愕する。
特にフ…
今夜は厳選してこれにしてみました😀
お徳さーん😭最後の彼女の言葉ひとつひとつに涙…団扇の爺さんと同化してしまった。こんなに菊之助の可能性を100%心から信じて支えとなり見守り…あの心底は仕舞い込ん…
『山椒大夫』と比べると何故か入り込めなかった。「理想論だけで現実を見れない青臭い男」と「超リアリストで真の強い女」の物語という点においてはまるっきり一緒なのだが。
『山椒大夫』では、「悪役」が明確…
(ネタバレあり⚠️)
観るまで、観はじめは躊躇したけど
観てよかったと思いました。
レビューでカメラワークにふれている方が
いましたがすばらしいのがわかった。
お徳のつつましい態度がいじらしく魅力的…
すごすぎ
まじですごすぎ、毎度見る度やっぱりなんで溝口を忘れちゃうんだろう、ってさせられる
クロースアップ存在しない中、終盤病床の女のとこへ男が向かう時横移動から引っ張りになってのモーションエモー…
やっぱりロングショットと長回しの映画なんだけど本当にロングと長回ししかないのでびっくりした
それによって独特の時間が生まれていて長尺が苦ではなかった気がする 凄いことだ…
役者の顔に寄ったりもしない…
また一つ、名作に出会えて本当に嬉しいです。最後は涙が止まりませんでした!その余韻のまま映画は終わり、本当心地よい感覚です。
溝口映画ワンシーン・ワンショットとは知っていましたが、これ程までとは。こち…
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