ストックホルムの王立オペラ座。リハーサルの行われる中、プリマ・バレリーナのもとにある小包が届けられる…。
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感想は後日ԅ(´`)
〈2回目 2021/11…
白黒映画のバレエが美しくて見入った。
野イチゴ、処女の泉、ファニーとアレクサンデルの後に観たから毒々しいニュアンスを期待していたけど、爽やかな作品だった。
野イチゴでの老いは響くけど、若い女性に老…
「恋のエチュード」に引き続き淡い恋の物語。
イングマールベルイマンの初期作品だが、いつものホラー要素はまったくなく恋愛模様が描かれる。
このバレエダンサーの卵と若き青年が湖のほとりで本当に美しい恋…
「人生で一番煌めいてるあの夏の日々」を思い出す映画だった。
風景に語らせる演出の手際よ。瑞々しい夏の思い出のシーケンスは陽光と水面の輝きが印象的で、太陽を遮る雲は夏の終わりを告げる。お上手。物語が翳…
厳しい稽古で遊びまわる時間も限られるバレエダンサーの、13年前のバカンス、きらきら揺れる海を背景に、さえない青年と岩場で触れ合った日々を思い出す。
人生に意味はない。できるのは壁を作ることだけだ。
…
仕事か結婚か人生の節目を迎える現在の彼女とは対照的な若き日のマリー。学生ヘンリックとの恋やバレリーナへの夢に生き生きとした彼女の表情や仕草が何とも眩しい。雲を映す水面の輝きやバレエの舞台もハッとす…
>>続きを読むワンシーケンスだけとは言えベルイマンがアニメを用いた事に驚いた、暗く重苦しく難解な作風が特徴の作家故に。
終盤に於ける鏡を巧みに使用した対話場面等はベルイマンの真骨頂。
20世紀最高の映画監督と謳わ…
この映画を観て、「イングマール・ベルイマン監督の映画には、『美しい』と感じる場面が必ずある」と再認識した。
例えば、本作の場合、「(バレリーナの)マリーの顔に反射する水面のキラキラした光のシーン」…