十月の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『十月』に投稿された感想・評価

潰したら5分くらいで終わることをモンタージュで引き伸ばして引き伸ばしての90分。面白くないことはないが、"あっそう"で終わる感じはいつものクレショフ工房。
Juzo
4.0
プロパガンダ映画にも絶大な影響を与えた作品。ストーリーがわかりづらくても、その映像の力に圧倒されて楽しめる。
全編約100分だが、超高速編集は流石に観てて疲れた。
4.5

ショスタコーヴィチ没後50周年記念映画祭
もうこんな狂ったような作品は作られることはない。
《1917年3月、第一次世界大戦のさなかロシアの民衆は長年の搾取と抑圧に抗して起ち、帝政を打倒する。前線で…

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宫痲
5.0
エイゼンシュテイン作品のなかで一番好きだ。

オープニングの臨時政府によるボリシェヴィキの弾圧やクライマックスの赤衛軍の蜂起における人の数の桁違いに多さに圧倒される。そこに歯車(機械)、戦車、煙、石像(壊された石像が逆回しで復活する謎演出あり)…

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3.0
すごい熱量に息苦しくなるくらいだった。畳み掛けるカット!文字!壮大な音楽!馬がかわいそうな目に遭うのがつらかったな。
324
4.3

高密度なエネルギーの坩堝。ハロー、レーニン。「政府は無力だ」「レーニンは地下に潜んだ」「パン!」「平和!」などパワーワード連発の中間字幕。ボリシェヴィキが政府側兵士に暴行され、周りのブルジョワが笑う…

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よね
3.1
他の作品に比べると、プロパガンダ的な色が濃い感じ。時代を考えれば仕方ないのかもしれないが…
エイゼイシュテインの他の作品と比べちゃうと…って感じはする。
Rin
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平和のために、パンのために、土地のために──エイゼンシュテインがソ連政府中央委員会からボリシェヴィキ政権樹立10周年記念の国家的事業として映画製作を任され、潤沢な予算を与えられて好き放題撮影させても…

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