お葬式の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「お葬式」に投稿された感想・評価

amayadori

amayadoriの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

伊丹作品の記念すべき第一作。
ところどころ小ネタが散りばめられていて確かに笑えるが、なんとも単調な展開。
ところが突然の青姦シーン。
前半がグタグタなだけあってあの大胆な撮り方はインパクト大。
見ていてふと疑問に思ったのは、極めて日本的な葬儀の様子を、誰に向けて描いているんだろう?というものだ。
日本人にはあえて言うことでもないし、一方で外国人にはどこまで伝わるだろうか?
かなり新鮮というか、奇妙に映るのだろうか。
そういう意味では、この映画は小津の「東京物語」と同じように、日本独自の普遍的なライフスタイルを克明に描いた傑作と思う。
でもやっぱりこれで2時間は長い。
ヲヲ

ヲヲの感想・評価

3.5
全編お葬式なんだけど自分が想像しているお葬式と違う雰囲気。多分それは私がお葬式を経験していないからかも。
大切な人が亡くなったらどうするのかなとか考えながら観た。
 初見時は題材の突飛さ・何となく薄暗い画面・唐突な濡れ場などから、序盤で観るのを辞めてしまった本作ですが、時を経て鑑賞するに、なんと感性が煌めく作品であろうかと、食い切らず嫌いを反省しました。

 映画的手法を駆使する監督さんや演出家さんって芸術指向に暴走しがちな気がしますけど、伊丹監督は最後までエンターテイメント性を大切にしてくれましたね。
 
 メガホンをとり続けた期間は決して長くはないけれど、日本映画史に残る数々の名作を有り難う! その記念すべきデビュー作に敬意を表します。
てふ

てふの感想・評価

4.0
190713 国立映画アーカイブ
「逝ける映画人を偲んで」35mm

突然親類が亡くなった家族のお葬式を皮肉を交えつつ描いた喜劇。家族や他者との関係性など、その人間模様だけで十分なドラマになるもの。日本の葬式文化の記録としても興味深いものだった。
しんじ

しんじの感想・評価

3.0
葬式のリアルな流れをずっと見てただけの感じだった。個人的にはもうちょっとドタバタしてる話の方が良かったかなぁ。

棺桶の値段は高いのか安いのか分からん っていう台詞はほんとにそう思う。自分の親父の葬式も同じ事を言った気がするw
honobon

honobonの感想・評価

4.2
逝ける映画人を偲んで2017-2018にて再タイミング版鑑賞。

タンポポもそうだけれど、生と死の対比方法が嫌らしい。そして何度かみているけれどやっと黒沢清を認識できた。ニヤニヤした。

お葬式にまつわるHow to映画。
限りなく淡々と話は進むが、よく見ていくと人間関係の面白さが光る。そこは滅多に顔を合わさない間柄でも一同に集まる場の妙。

色彩タイミングの再調整(と言っていいのかな?)。あまり馴染みがない言葉だった。
人を追うだけだと暗いイメージだが、緑色の使い方にこだわりを、冒頭の陽を浴びる室内やむき出しの木材からに暖かさを感じられる。
当時の配色データを今のプリンタに対応させるのは大変そうだ。
hibiya1975

hibiya1975の感想・評価

4.5
国立映画アーカイヴ 「逝ける映画人を偲んで 2017/18」
色彩タイミング補正版上映

35年経た現代でも文字通り色褪せ無い作品。
葉緑、夕陽、曇り空、「風」にさえも色を感じた。
台詞の「映画言葉」が美しい。
映画には映画のせりふ回し、語彙、抑揚が存在する。昨今それら殆どが普通の「若者会話言葉」に置き換えられてしまった。
豪華なキャスティングで若き日のあの人この人を発見する楽しさ。
電報配達員に井上陽水。
当時「お葬式ノート」というメイキング本も出版されて図書館で長期に借りて貪るように読んだ。「取材」に妥協しない監督だった。
親の葬式を二回経験してから初めて見直したが、あるあるの連続だった。
豪華な霊柩車、見なくなったなぁ。

最後期の「ATGアートシアターギルド」クレジット、忘れていた。
不倫周りの話がつまらなさすぎてキレそうだったけどその他はとっても面白かった
伊丹監督がこんなのを作ったらこんな風になるといった映画、キャストの活かし方も最高に上手いですよね、伊丹映画のキャストの方って、なんか演技がゾクゾクしません?
Masumi

Masumiの感想・評価

3.3
初、伊丹十三。細かいところまでリアルでさりげないコメディ。
でも思ったより真面目だった。
勉強になりました。