つまらないテーマっていうと語弊があるけど、お葬式っていう地味な題材でも細かいところが突き詰められてるから完成度が高い。
改めて思うけど、伊丹十三を亡くしてしまったのは日本の映画にとって損失が大きすぎ…
老人が亡くなりそのままバタバタとお通夜から葬式、そして火葬場で荼毘に付されるまでのタイトルそのままの映画
昭和の時代の葬式を体験してる人にはあの空気感の再現が伝わるんじゃないかな。
面倒くさい親戚…
お葬式を映画にする発想がまず面白いなと思う。そうそうお葬式なんて主催しないからね、そういうアタフタが見れる。お葬式入門なんてビデオを見て勉強してるシーンが好き。
父親が通夜に行くっていって夕方ご…
こ、これが伊丹ワールド!全作見るかは分からないが有名作だけでも伊丹監督の作品は抑えておこうと思った訳です。デビュー作お葬式…別に大事件が起こる訳でもないが普通のお葬式って訳でもない。実際のお葬式はク…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
自然で不自然で、あるあるっていう不思議な面白さの群像劇
結果的に人というものが愛おしくなる
まさに伊丹十三ワールド
山崎努が自然やけど自然じゃない、ふざけてないのにふざけてる感じ好き過ぎる
謎の…
細かい笑いというかお葬式あるあるみたいなのが詰め込まれてる。
ただお葬式をするだけのことが映画になるっていう驚きと、それを映画にしようって伊丹十三の発想が面白い。
スーパーの女を観た時も思ったけど…