よかった。
ヴィム・ベンダース監督らしい、おしゃれで素敵な映画だった。
CANの音楽もよかった。
主人公フィリップにはずっと嫌悪感を持っていたが、共感があった。
アリスはかわいらしかった。
この監督…
孤独な中年ジャーナリストのフィリップは、ニューヨークで出会って間もないドイツ人女性から少女アリスを押し付けられアムステルダムまで送り届けるはめに。2人の交流を描いたロードムービー。地味な上に『ペーパ…
>>続きを読む同年公開同モチーフ(少女と男のロードムービー)の『ペーパー・ムーン』と好対照な作品。同作が陽なら此方は陰。ドイツ的な形而上の物憂い思索が続く、全く別の作品になっている。ペーパー・ムーンでは、撮らなか…
>>続きを読む似た設定に〝ヴィム・ベンダース〟も困惑した『ペーパー・ムーン』も素晴らしく映画史に残るロード・ムービーだが、偶然にも同じ年に製作された背景をも忘れるほどに本作も素晴らしい。
内容は酷似しているが本…
なにも事件が起きなくても映画はたのしい
ぼくもテレビぶっ壊して叩き割りたい
なんとなくだけど村上春樹の『ダンスダンスダンス』の雰囲気と似ている。
トイレのシーン、体操のシーン、望遠鏡のシーンなど…
傑作。
冒頭、上空を飛ぶ飛行機をとらえたショットから道路標識、海、桟橋。そして、そのままパンして橋の下のカメラを持った男へ、という一連のカメラワークが最高。セリフも説明もないが、これだけで、男が飛…
都会が舞台の『ペーパームーン』
『ペーパームーン』とストーリーがあまりに酷似していたため、監督自身も悩みに悩んだ末撮影したという本作。
敢えての白黒映画では珍しく、40・50年代辺りの白黒タッチだ…