失語症を患った女優エリザベートと、その彼女を看病する看護婦アルマの内面的映画。
タイトルは心理学的な「ペルソナ」の意であり、人間誰しも他人の前では様々な状況に合わせて自分を演じている、というのが根本…
ペルソナという、タイトルにも使用されたカール・グスタフ・ユング(1875 - 1961年)による深層心理用語から、人が社会的な仮面を被りながら生きることと、その仮面の下に隠れている本心との、揺れ動き…
>>続きを読む失語症の大女優を看病する為に看護師は別荘に連れて行き2人で三ヶ月暮らす。
『叫びとささやき』も監督の個人的な内面を反映させたような作品だったが、この作品はそれ以上。フェリーニにとっての『8…