「ここに残る理由がないわ」「あるわ。私が喜ぶ」、なんて可愛らしいやりとり。居づらさから逃げた先に見つけた心地良い関係。「来ないと言ったのに結局みんな来てる」も、大きなカップでコーヒー飲むシーンも可愛…
>>続きを読むロメールの優しさに感動。
会話がインテリ過ぎて途中ちょっとぼーっとしてしまったけど、そんな会話の中に心の機微が表れていて本当に繊細。
皆が誰かを責めて誰かのせいにしたい時、優しい偶然に出会って誰のせ…
人物描写がうますぎる。あの食事のシーン。哲学用語が飛び交うけれども、嫌味のない軽やかさ。ことばにしたことへの責任と信用。信用と信頼はちがいますよね。その人のことを知れば知るほど上手くいかなくて、結局…
>>続きを読むロメール監督らしい知的な会話劇が何とも面白い。ロメール監督にしか描けない唯一無二の情景であろう。どのキャラクターにもそれぞれの良い部分や悪い部分が存在し、人間というものを一言では言い表せない現実味に…
>>続きを読む出会いや別れ、良くない事が起きるタイミングや意味をいくら論理的に考えていても本当はただの偶然で意味のないことだったりする
『モード家の一夜』の恋愛要素を薄くしましたって感じだけどその恋愛要素が好きだ…
年下の子の全身アニエスベーみたいなおりこうスタイリングが忘れられない
哲学教師と年下女の子のシスターフッド感、いろんなお家のあのトーンのそろった感じ
そしてボーダーTEEにボーダースカーフリーバイス…
最高のお部屋/不在の恋人/留まる理由/去る人
入れ替わる様もまたテラハ度★★★★☆
哲学教師、長居する従姉妹、居場所のないパーティー、車がない、だいすきな部屋、シューマン、出て行った母親、自分と…
©1989 Les Films du Losange