1928年フランス
ジャン・ルノワール監督
アンデルセン童話を題材にしたサイレント映画
私にはマッチ売りのおばさんにしか見えなかった
しかもめっちゃホラー顔
きっと子供は悪夢にうなされるレベルのホラ…
粒子粗めのファーストショットは長谷川潔のメゾチントのようで美しい。可愛らしいアールデコ調のセットデザインや人形に扮したギミックな役者が魅力的で、ほんの少しだけコマ撮りアニメーションが入る。ほとんどス…
>>続きを読む27歳の誕生日なので『河』、『のらくら兵』、『十字路の夜』と並ぶ最も美しいルノワールを再見。トリック撮影の幻想的世界が目を引くが、ルノワールはあくまで死にゆく少女の最後の夢を描く作家で、ルノワールの…
>>続きを読む多重露光と特殊効果の融合。意図してメリエスらしい原子的なセットも良く、マッチをすって生じる光が映画のエモーションとなる。フィルムの高感度乳剤は像が鮮明に映って素晴らしいし、(リリアン・ギッシュみた…
>>続きを読むあらすじはタイトルの如く、マッチ売りの少女。
マッチを売ろうとするも中々売れず、子供たちからは雪を投げつけられる。
帰るあてもなく冬の寒さに凍えながらマッチの火をつけると、そこには夢の世界が……な話…