このレビューはネタバレを含みます
前半はホラー調だけど、後半にかけては「カリスマ」の変奏版って感じ。
監督お得意である廃墟での銃撃戦。
「復讐は無し、でしょ?」と銃を降ろさせる永作博美のセリフは、同監督の復讐シリーズや蜘蛛の瞳など…
直球サイコホラーかと思いきや、破天荒なブラックコメディだった。後半部分は無理矢理盛り上げた感あって、非常に残念ではあるものの、巻き込まれてしまえばそれほど苦ではない。
後半部分の「両者」の変化が興…
黒沢清監督の印象は「叫」のイメージが強いからか、ドロドロした感じを期待して見たけれど、そういう感じはなくてわりとコメディな感じだった。
暴力を振るうシーンで使っている武器がレンチだったりそんなに…
ホラーのようなスリラーのような怖さにじわじわやられてたかと思うといきなりファーー!?!?ってなって爆笑。いやこれ笑っていいのか?え?ちょwwwみたいな。
外国のホラーはガチでコメディだからゲラゲラ笑…
二度目の鑑賞。黒沢清氏がセルフパロディを行った作品、と私は解釈した。パイプのようなもので人を殴るシーンは『CURE』に通じるものがあり、廃墟の頻出は『降霊』『回路』『叫』を連想させるものがある。そし…
>>続きを読む