私は行ったことのないところへ行ったことがあるし、過ごしたことのない時間を過ごしたことがある。
時間とは非現実だ。空間さえそこでは無意味。
時間と意識に人間は囚われて生きるわけだけれど、そこから抜け…
斜陽に染まる、時間概念の著しく乱された虚ろな空間が続く前半と、暗いブルーと僅かな自然光を見事に組み合わせた後半の若々しい照明へ変貌してゆく映像の詩的な設計が凄まじい。薔薇の出現の処理のあっけなさに狐…
>>続きを読むコッポラは時々、異常に若返ります F・フォード・コッポラ「コッポラの胡蝶の夢」
まだ2000年代に入る少し前に梅田の某劇場でゲイリー・オールドマン主演の『ドラキュラ』を観て、いきなりココか?コッポ…
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今のところ、コッポラで一番好き。
雷に打たれた老人が若返るも、ラスト、カフェに戻ると自分はやっぱり老人だったって話。ヴェロニカとの話とかすげー切ないのに、そのまま宙ぶらりん状態でドンドン話が進むの…
このレビューはネタバレを含みます
賛否両論あるだろうし、解りにくい噺だけど、これは凄いよ。
ティム・ロスという主役にするにはちょっとアレな俳優をあえて起用したり、全体的に安っぽいメロドラマのような作りではあるが、 まさに「胡蝶の夢…
原作はミルチャエリアーデ「若さなき若さ」。コッポラが小説を読み、何かを感じ、これを監督したということが、もう映画だわ。最初、ベンジャミンバトン的なファンタジックな作品なのかと思ってたが、色々な要素を…
>>続きを読むすごい、これ、好き
びっくりしたぁ、、
若干今考えてる事に使えそう
というか人生は夢と繋がりすぎでこわい…実際胡蝶の夢と人生は夢は繋がってるし…甥的な感じ…?
切れぎれで見て、わからなすぎたから…
第二次世界大戦が近づくルーマニア。
かつて愛した女性ラウラを想い続ける孤独な年老いた言語学者ドミニクは孤独な日々に耐え切れず、
自殺を決意するが、彼に落第が直撃してしまい・・・。
好き嫌いがハッキ…