コッポラの胡蝶の夢に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『コッポラの胡蝶の夢』に投稿された感想・評価

ティム・ロスの分裂した人格の演技に派手さはないものの、時間との格闘や多言語を操ることの複雑さを見事に表現しており、そこは素晴らしい。バラの花の出し方など、もっともったいぶって見せれば良いところで妙に…

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特別な力を持ったことで、彼の人生はめちゃくちゃになる。まさに悪夢のような。
仲間とも愛する者とも、別れて生きる。

極端な事件が美しい映像の中で描かれる。でも、その中で、彼の表情には一貫して孤独が見…

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3.4
落雷によって若さを取り戻した言語学者の数奇な運命を描く。晩年のコッポラが個人的な趣味の世界観を披露した一編。

巨匠大暴れ系映画の中で一番好きかもしれない。
落雷を受けて若返ったティム・ロスが、実は多重人格者で、超能力者で、ナチスに追われて、昔の彼女にそっくりな人と出逢って、その彼女は前世の記憶を持っていて・…

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話の切れ目がぼんやりしてていつの間にか別の映画が始まってるような出鱈目さがすごい。ジジイが雷に打たれるタイミングが良すぎて笑けてくる。
3.7

雷にうたれた男が若返り、さらなる能力を手に入れる。
えっ!?ファンタジー?…というより前に、雷にうたれたときのヒュンッて描写と、ナチスの手先の女のガーターベルトにハーケンクロイツが入っていたところで…

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3.5

夢幻的な映画世界にどっぷりと浸れるという意味で優れた映画だとは感じたが、ストーリーがあちこちで(場所と時代の移り変わりで)分断される感があって、コッポラは敢えて(おそらく夢と現実の区別をあいまいにし…

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mihiro
3.5
記憶をめぐるベルクソン風物語かと思いきや、早い段階で思弁SFに雪崩れ込んでいく
3.2

落雷によって驚くべき力と若さを得た言語学者の数奇な運命を描いた幻想奇譚。

「レインメーカー」から10年の時を開けて作られた今作。雷にうたれて驚異的な能力を手に入れるというまさにB級映画のような設定…

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ウパニシャッド哲学、カルマ、リインカネーション…このへんのワードをきくとお股を押さえてもじもじしちゃう人向けの映画。

人生に絶望し、自死を決めていた老教授が、突如落雷の直撃を受ける。普通なら即死の…

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