戦後初の国内反戦映画との位置付けらしい。学徒出陣して各地に散った戦没者の手記を集めて出版したものから抜粋して敗戦濃厚なフィリピン前線部隊の疲弊と空腹極まった負傷兵や横暴な指揮官らの姿を炙り出している…
>>続きを読む☆☆☆★★(前半から中盤)
☆☆☆☆(中盤から後半)
さてと…野糞してくるか、、、BOOM!のやるせなさ(-_-;)
例えば《ヒカリゴケ》系の作品で展開されるヒリヒリする様な焦燥感。
キュ…
「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」1950(昭和25年)
「君は学校はどこだ?」
「俺は早稲田だ」
「俺は慶應だよ。野球場のスタンドで、もしかしたら会ってるな」
「何しろアルコールが全然…
東映70周年東映名作選@丸の内TOEI
8/26まで
第二次世界大戦のインパール作戦を描いた作品。昭和25年公開
昭和50年くらいまでは親に連れられて休日新宿駅など都心のターミナル駅に行くと街…
1950年公開。インパール作戦に参加した学徒兵達を描いた作品。
インパール作戦は従軍した日本兵のほとんどが亡くなったことから史上最悪の作戦と呼ばれる。
補給線が絶たれ武器も食糧も不足、疫病も流行し…
軍隊の中で反戦を語る状況、苛烈な労働の中で思想を紡ぐことは「リアル」ではないが、この壁を乗り越えて「感情」のままに反戦を叫んだ、という意味では記念碑的な作品。(欧州ではキリスト教的な道徳が基準にな…
>>続きを読む日本初ともいわれる反戦映画。理不尽極まりない無意味な上下関係、最前線で捨て駒のようにされながらも命を賭して最後まで足掻いた若者、戦争が無ければという未練、70年経った今日に至るまでの反戦映画のスタン…
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