抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-に投稿された感想・評価 - 14ページ目

『抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-』に投稿された感想・評価

たろ

たろの感想・評価

4.0

地味めの脱獄ものとして普通に面白い
色々な道具を作るのが楽しいね
独白もうまく作用していた

キャラクターの退場と登場もちょうどいい感じ
関係性がシンプルなのも良い

終盤の緊張感ほんとドキドキする…

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オープニングの視線誘導からずっとかっこいい
顔の見えないドイツ兵は無個性な障害装置に徹しBGMや演出はほぼ無くただ脱獄作業を映し続ける
それでも2人が競うように闇へ消えていくラストにめちゃくちゃカタ…

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脱走への執念。。
緊迫感。。
工夫によって何でもできる。。

ナチスに捕まったフランス兵の実話。。
ヨウ

ヨウの感想・評価

4.4

やっぱブレッソンは映画人として頭ひとつ抜けてるよなぁ。カットごとにその厳しさや丁寧さが如実に出ている。完全無欠のショットを積み重ねていくものだから一つの総合芸術として誰にも触れられない神域へ昇華され…

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Juri

Juriの感想・評価

4.2
2022年1本目
ジャックベッケルの「穴」に似た、簡潔で淡々としていながら惹きつけられる作品
無表情の中に感情の機微が窺える 
ラストシーンの早歩きこそが現実味でありフランス映画の良さ
八咫烏

八咫烏の感想・評価

4.5
初めにブレッソンの署名の入ったメッセージが出てくるが、まさの俺の力量を見せてやるという思いが溢れ出す映画でしたね。脱帽です。
ただ脱走するだけ、そしてその過程の緊張感描くというだけの映画。
ichita

ichitaの感想・評価

4.2
“風は己の望むところに吹く”

ピンとした緊張感が全編に渡って漂う。

スプーン万能の意外性。

演技、映像、音声などすべてが控えめでおとなしい。
徹底されたリアリズムは最上級の心理ドラマを描き出す。
いわゆるド派手なサスペンスよりも惹き込まれるかもしれない。
じわじわと惹きつけられる。こちらまで神経を尖らせて覗き見しているような感覚
bluebean

bluebeanの感想・評価

4.0
派手な演出を廃して、脱獄までの日々の地味な積み重ねを淡々と描いています。逆にそれがリアリティと緊迫感を生んでいて、没入できました。ラストまで映画的な盛り上げをしないのが潔い。

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