このレビューはネタバレを含みます
この余計なものを削ぎ落とした、リアリズムあるサスペンスに徹する描写がかなり好き。
慎重に、着実に、地道に、脱獄の手段を整えていくフォンティーヌの精神力と知恵たるや。
生きる意志は失っていないと、…
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・なんだこれ…。プリズンブレイクなのに描き方がブレッソンのそれという唯一無二すぎる映画。
・実話なだけにご都合主義的展開がなく、勇気を振り絞るのに何十分もかかる描写がリアル。
・スリ同様、手元のクロ…
成功前提でもスリリングな脱出劇。
積み重ねられていくプロセスのディテールは、慎重に慎重を期す主人公の心理状態の描写のようでもあり、そこに実行を迫る時限装置を組み込むことで、より緊張感を高めていく。…
1943年、フランス人のフォンテーヌ中尉(フランソワ・ルテリエ)はドイツ軍に連行され、監獄の独房に入れられるが、殺される仲間を見る中で脱獄を決意する。やがて銃殺刑が宣告され、脱獄を実行しようとしたと…
>>続きを読むとにもかくにも演出が神がかってる。
もうこれ以上削れるものはない!と言わんばかりに、すっきりきれいにまとめた静かな脱獄劇。
こんなタイトルとパッケージだけど、暗くはないよ。
ブレッソンいいよ、ブレ…
フォロワーさんに教えて頂いた作品
ありがとうございます😉👍🎶
配送TSUTAYAに頼んでいたら意外にすぐ到着😀
「ラルジャン」のロバート・ブレッソン監督作品
1943年ドイツ占領下のフラン…
どうやって撮ったのかまるで分からない奇跡のショットの連続。特に向かいの塀に紐を投げる→うまい具合に角に突っかかる→綱渡りの場面の緊迫感とアクションつなぎの滑らかさが絶品。
手をアップにした物の受け渡…
冒頭テロップ…
« Cette histoire est véritable. Je la donne comme elle est, sans ornements. »
ーRober…