ヤンヤンの視点は、超然としている。誰からも理解されないが、誰よりも理解している。芸術の化身として。
意識のないお婆さんに話しかける言葉は全て登場人物の鏡となる。ブーメラン。
NJの失われた時間は…
子供のヤンヤンとその家族一人一人の正直暗い物語。
ヤンヤン自体の台詞は少ないが、いてくれることでの灯り。
何気ない風景が丁寧に計算しつくされた構図
エドワードヤンが撮る日本も良い
あと始まりと終…
結婚式で始まって、葬式で終わる。誰かの幸せの裏側の不幸せ。初恋の芽生えと恋愛の終わり。真実の半分。見えない後ろ姿。こんな映画に出逢っちゃったのだから、それだけで、僕の人生は3倍素晴らしいものに思える…
>>続きを読む本日6月29日で没後10年目を迎えた台湾ニューシネマの旗手エドワード・ヤン監督。
今年はスコセッシの尽力により「クーリンチェ~」と「台北ストーリー」が4Kデジタル修復版で立て続けに公開され、再び脚…
色んな人の人生に自分を重ね、いいことも悪いことも抱きしめて「今日もいい日だって思えたらいいなぁ」とぼんやり、じんわり、ホッコリする素敵な作品。
とにかくヤンヤンが可愛かった。もっとヤンヤンなのかと…
2021/04/11
前に観たのは自宅DVD、今回はせっかく上映していたので映画館でリベンジ。
3年ぶりに観るとこんなにいい映画だったのかと。
正直、前回は所々で眠りに落ちていたので、内容を覚えてい…
普遍。たくさんの普遍的な題材を盛り込んだ凄い家族映画。
それにしても、映像と音声を同じにせず、写っているものが発していない音をかぶせているカットが多いことにもあらためて感動した。
これぞ、才能…
公開当時見たけど、「クーリンチェ少年殺人事件」見た流れで久々に見た。やっぱり私はエドワードヤン作品の中では、これが一番好きだなー。イッセー尾形がいい役どころです。名台詞も沢山。クーリンチェの飛機の子…
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