ヤンヤン(ジョナサン・チャン)は祖母や両親、姉のティンティンと台北に住んでいる、ごく普通の家庭の少年。ところが、叔父の結婚式を境に、様々な事件が起こり始める。祖母は脳卒中で昏睡状態となり、母は精神不…
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恐るべき画面コントロール。余分な編集のない上品な長回し、小津を現代的にしたようなクローズアップのない引きの画、ガラスの反射を使った多重露光的なショット……は健在だが、本作は場面…
思春期の男の子からその家族の変化と絆を描く群像劇。
真実の半分、初めての恐怖。
性別や年齢を越え、冠婚葬祭、喜怒哀楽、人生とは何かに至る哲学的メッセージ。
見えないものを映すエドワード・ヤン監督の…
「見たことがないものを見せるようになりたい」ヤンヤンのお手紙の通り、この映画には映画に求めることが詰まっている。何か分からないもの、自分では観られないものを撮ること・描くこと(後ろ姿や鏡越しの自分)…
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