この物語を観る前に確認しておかなければならない。
それは19世紀は「演劇」の時代ということだ。
映画は20世紀の産物。
つまり我々が映画に熱狂したように、19世紀の人達は「演劇」に熱狂したのだ。
…
はるか昔に観たマルセル・カルネ監督の名作を再鑑賞して、2部構成で描かれる男女のやり切れない愛憎劇にどっぷり浸かった。一度観たはずなのに内容を全く覚えておらず、初見の感覚で観られたのが良かった。パリを…
>>続きを読むパリの劇場にたむろする俳優や貴族やごろつきが元女芸人ガランスの愛をめぐって粋なセリフを投げ合うテンポの良い作品。自分がみた配信ではなぜか第二幕から始まるのでめんくらいましたが展開やセリフがいちいち面…
>>続きを読むふ、普通に長かった...
ストーリーは特別面白いとは思えなかったけど、第二次世界大戦中のナチス占領下で作ったとは思えないほど人々の活気が溢れてて、衣装や舞台も華やか。芸術は抑圧されるべきではないん…
大戦中に作られた映画。ドイツ占領下で文化までは征服させないという意思の下製作された。ソレを知った上で見てみるとよくもまあこんな大作を作れたなと感心してしまう。
ストーリーも面白く、長尺だがあっという…
無言劇の役者バチストはパリの街で出会った女性ガランスに恋をする。しかし彼は劇団長の娘ナタリーと付き合っていた。一方、役者のフレデリック、悪党のピエール、モントレー伯爵もガランスに惹かれていて...…